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ファミリースキー場オース

ファミリースキー場オースの概要

旧国土庁の補助事業として1994年に建設されたスキー場。豪雪地帯の地域振興のため雪国快適環境総合整備事業の一環として、旧・美山町(2006年3月福井市と合併)が整備。総工費約1億3700万円をかけて13,400平方メートルを2年がかりで整備した。

整備後、一度も利用されることなく2007年3月に廃止。その後、福井市は2007年8月27日に国と県に補助金の返納を決定したと発表した。詳細は下記の項目を参照のこと。

所在地

  • 福井市所谷町(旧:美山町)

設備等

  • リフト:ロープにつかまるタイプ 1基
  • コース:全長180メートル
  • その他:照明施設 4基
  • 駐車場:20台

経緯等

  • 総工費:2億5517万円(克雪施設・親雪施設合計)
    • スキー場部:1億3700万円 - 親雪事業費
      • 国の補助:4078万6千円
      • 県の補助:2039万3千円
    • 融雪装置等(補助金のみの掲載)5713万円:-克雪事業費
  • 1991年:「雪国快適環境総合整備事業」の補助事業として採択される
  • 1993年5月:旧美山町が補助事業として着工
  • 1994年12月:完成
  • 2007年 3月:一度も使われることなく廃止
  • 2007年 5月:国会党首討論で民主党の小沢代表が補助制度の矛盾として取り上げる
  • 2007年 8月:補助金の返納を福井市が発表
  • 2008年 1月:敷地の借地契約の解除を発表(福井市)
  • 2008年 3月:敷地の借地契約の解除(予定)

無駄な公共事業をめぐる諸問題

スキー場へのアクセス道路が急な坂道で幅員4メートルしかなく、スキー場にもかかわらず、積雪すると通行不能となるという無計画な場所に建設。開設以来、一度も利用されたことがない

2006年3月に美山町と福井市が合併する際、スキー場管理条例を引き継いでおらず、公営スキー場としての効力は失っており、かつ、維持管理を行ってきていないため、ゲレンデや施設は荒れ果てて使えない状態である。にもかかわらず、一部が借地であるため、地主に年間233万円の借地代を支払っており、累積の支払額は3000万円を超える。

これらは、合併後の福井市の大きな負担となっており、費用対効果の面から2007年3月に廃止を正式決定した。

2007年5月の国会党首討論では、民主党の小沢代表が、スキー場を造らないと融雪装置の補助金がもらえないという国の硬直化した補助制度の矛盾を追及し全国的に注目を集めた。(ただし、実際には、旧美山町が自ら望んでスキー場と融雪装置の両方を整備したものであり、「国の指導によりスキー場を造らされた」という事実はなかったようである。)

その後、2007年8月27日に福井市は、国と県に補助金を返納し財産処分することを発表。除雪等の克雪事業とスキー場建設等の親雪事業から構成される雪国快適環境総合整備事業のうち、スキー場部分の補助経費6117万円を自主返納の予定。

なお、スキー場用地の地代として、4人の地権者に92年から年間233万円を払い続けているが、契約上は2007年度も支払い義務がある。契約は最長で2013年まで残っており、今後、契約解除に向けた話し合いを実施していく。

無計画かつ無駄な公共事業の典型とも言われるこのスキー場計画であるが、福井市と合併した旧美山町、越廼村にはこのような施設が他にも幾つか存在し、福井市の今後の対応が注目される。(補助金返還等の問題などもあるが、事業採択し、補助金を拠出した国、県の責任も求められよう。)

カテゴリー

[美山町] [福井市] [スキー場] [無駄な公共事業]

最終更新時間:2007年10月13日 11時42分20秒

by ふくいウェブ

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